けんぼうは留年生

ノンジャンルで何か書きたくなった時に書く感じ

一年の終わりで絶望しないコツは一年の目標なんて立てないことである

 「もう一年が終わってしまう」なんて言いますけどね。こちとら「もう一日が終わってしまう」という絶望と日々向き合ってるんですよ。高々一年が過ぎる程度のことで騒いでる場合じゃない。今日はこうしてブログを書いてアウトプットをしている。とても偉い。今はこれで精一杯。

 大体「一年」って時間の区切りなんて恣意的なものにすぎないじゃないですか。「また冬になった」なら分かりますが、「一年」というのは暦の問題で、暦は人の作ったもの。人の作ったもので人が悩むなんて馬鹿らしいじゃないですか。それに比べたら「もう一日が終わってしまう」の方がプリミティブな深刻さがあるわけです。夜になったら眠くなるので、人の身体には1日の周期と太陽の周回が刻まれてるんです。そういう自然で直感的な区切りに比べたら一年の区分けなんてくだらない。実際古代ローマのカレンダーは10月分しかなくて、農作業の関係ない冬二ヶ月間は暦が無かったそうです。合理的ですね。

 ヨタ話*1はこれくらいにして近況報告をしましょう。

1. 生きて仕事してる

 大事なことです。まぁ仕事ちゃんとやれてるかと言うと微妙ですがなんとか義理は果たせてると思いたい。
集中出来ず中々進まなかったり、過集中で頭空転して無駄に消耗したり、そんなこんなで MP 切らして動けなくなったり。
色々上手くいかないことも多いですが、まだクビになったり退職届書いたりしてないので大丈夫です。

2. Quest 3 買った
Meta Quest 3

 いやすごいですね。画面きれいだ。前に話してた VR 作業環境というのが実用性強まって来てます。前まではちょっと文字大きくしたり太めのフォントにとか言ってたのが、普通に自然に文字が読めるようになった

 Twitter でバズってたパススルーも機能も面白かったですよ。家事とかやる時に動画流しながらというのがやりやすい。ただ、いくらやりやすいと言っても色味の違いだとか解像度の限界だとかはあります。「今までのに比べたらすごい」という話で、この用途で人にお勧めできるかと言うと微妙です。私が料理する時は本体が汚れるのが気になるのと、微妙な色が分からなくなるので外します。

 そんな MR 的用途より普段の VR のついでとして便利です。例えば VR 中携帯に通知来た時にヘッドセットを外さずに画面の文字を読んで文字打って返すこともできます。24 時間着けっぱなしで生活とは言わないまでも、トイレとか電話とか今までならヘッドセット外してた場面で着けたまんま活動できるメリットは大きい。

 ハンドジェスチャも体験として良い。被ってコントローラー持たなくても操作できる。まぁ操作性が快適かと言われると微妙だし、使えるアプリも限られるし、結局コントローラーは要るんですが、それはそれとして被るだけで機能するというのは VR にとって重い課題の「被るのが面倒」の垣根を1つ壊したような気がします。

 これが 7 万なのは良い買い物でした。

3. キーボード買った

 去年くらいの記事でもキーボード買ってたんですが、現状に不満があり新たに買いました。これは今日届いたばかりで未開封なのでまだ写真もないしレビューもできないのでリンクだけ貼っときます。

mothwing.tokyo

 所謂分割キーボードです。今ひとつありがたみを理解してくれない人が多いんですが胸を開いたままキー入力できることの快適さは素晴らしいです。まぁ入力に癖があるので新しい打ち方に慣れないといけないという側面はあるかもしれません。私も今使ってるキーボードで Y キーを左手で押してたのに右側に分類されてしばらく混乱しました。最終的にキー配列自体を自分好みに大改造して事なきを得ました。以前の記事ではまだ慣れないとか書きましたが、今ではむしろこれじゃないとつらいです。

 それで何故新しいのを買ったか。前のキーボードは普通のキーボードを左右に真っ二つにしたような代物だったんですが、これの何が不満だったかと言うと「キーが多すぎる」というとこ。

 私もそうでしたが、多くの人はこの不便さに気付いてないと思います。ちょっと数字や記号を入力する時に指だけじゃなく手自体がキーボードの上を移動する必要があるんです。そうするとホームポジションがずれる。またホームポジションに戻ってくる時に微妙にずれてキー押し間違えたりするんですよ。手を動かさずに全ての操作を行うにはキーの数が減って欲しい。ただ、キーが減ると困るのが、「数とか記号とかファンクションキーとかどうすんの?」という話。

 そこでこちらのキーボード、なんと親指の位置にキーが4つずつ計8つもございます。今までのキーボードは親指とかいう最も力持ちで仕事のできそうな指に大してクソデカスペースキー1つしか仕事を与えてこなかった。これを活用すればキーの少なさは補えるし、ホームポジションを維持できるというメリットが入力の煩雑さのデメリットを補ってあまりあると信じてます。

4. toki pona の機運

 VRChat やってたら「"kembo" さんってもしかしてあのトキポナ解説の和訳してた人ですか?」って聞かれました。2回も。私社交性高くないので知らない人と話す頻度高くないんですがそれで2回だからすごい。あの記事は古いのでまた新しい講座をちゃんと書く機運が高まってます。

書きたいことはまだありますが、この PC 0:05 には強制シャットダウンされるので今日はここまでです。おやすみなさい。

*1:非常に大きな話のこと